BMXレポーター、キャプテン高山のKOGプロ決勝レポート

恥ずかしながらライダーとして引退勧告を受けてしまったキャプテンです。
僕のレポーターとしての初仕事として、KOGプロ決勝トーナメントのレポートをお送りします。読んでくださいね。
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決勝トーナメントのルールは1対1バトル形式で、互い一分のランを二本、5人の赤白旗のジャッジにより勝者がきまります。
・1回戦1戦目は内野ホトケ vs 三沢(内野さんは2名いるので以降ホトケで)決勝一戦目ということもあり、お互いまずまずの出だしでしたが中盤からホトケのロングルーティンがドカンと一発決まり、ランキングポイント暫定トップのホトケがまず準決勝の切符を手に。

・1回戦2戦目、谷川 vs 内野ウッチー(以降ウッチー)両者ともオリジナリティー溢れるルーティンで会場を湧かせてランを終える。微妙な判定はジャッジに委ねられ、結果は3:2でウッチーの勝利!
どっちが勝ってもおかしくないナイスバトルでした。
・1回戦3戦目は、ヒロ vs ヤンマーの徳島ヴォルディス・ダービー、幼なじみ対決。一本目のランは両者にミスが目立っていたが、二本目に先攻のヒロが超絶ルーティンを一本メイク!ヤンマーもそれに応えるように応戦したが一歩及ばず軍配はヒロに。

・1回戦4戦目、マーティー vs 宇野 一本目から得意のルーティンを決める宇野に対してマーティーは足付きを連発するが、最後の最後でマーティーが高難易度のトリックを複雑に織り交ぜたルーティンを一本メイク!判定はジャッジの判断へ。難しいジャッジメントであったが最後の切符はマーティーがゲット。

この結果、ホトケ、ウッチー、ヒロ、マーティーが準決勝へ進出。
・準決勝1戦目、ホトケ vs ウッチーの内野家対決。
一本目はお互いにミスが続きランが終わるが二本目、先攻ウッチーがスタイルを一新したオリジナルリアトリックをメイク! 会場も盛り上がって勝負あったと思われたが、後攻のホトケここ一番になって集中力も極限に。ライディング開始からブザーが鳴り終えるまでの一分間、得意のコンボを繋ぎに繋ぎ完全メイクの偉業を成し遂げる!
力を力で押し返したホトケが圧巻の勝利、決勝進出へと駒を進める。
・準決勝2戦目はヒロ vs マーティー
一本目のランでヒロは勢いに乗り切れずミスを目立たせてしまう。対照的にマーティーは着実にルーティンをメイクする。明らかに劣勢でプレッシャーのかかる二本目のヒロ、世界チャンピオンの意地か、凄い集中力で超絶難易度のロングルーティンを完全にメイク!!会場もドッと盛り上がり、これには苦笑いのマーティー。KOGファイナル逆転劇の連発、こちらの準決勝も逆転の勝利でヒロが決勝へと進出。

・決勝戦の前に、ウッチー vs マーティー の3位決定戦。
異例の戦いぶりに会場も大盛り上がり。マーティーが練習コートから鬼コギ加速してメインコートへ走り込み高速ランデイングディケイドを狙うもハードクラッシュ!何度もブッ飛ぶマーティー。それに応えるように、何とウッチーもマーティー同様にメインコートからフル加速して同じ技を狙いハードクラッシュ連発。MCによってマーティーの大会出場引退宣言が告げられ、これが大会で観れる最後?のマーティーに会場も盛り上がる。二本目のランも時間の余す限りマーティーは高速ライディングディケイドにトライ!
会場とマーティーが一体となった刹那、ついにマーティーがメイク!! ジャッジは表彰にて発表、異例のパフォーマンス対決、軍配はマーティーへ!! ラストの大会を有終の美で飾ったマーティー!

・決勝戦、ホトケ vsヒロ
ここ一番の集中力が冴え渡る両者であったが決勝戦、相変わらず当たり前のようにロングルーティンをホトケが決め、難易度の高い技に挑戦しつづけるヒロ
は体力の消耗か、あと一歩の所でルーティンを完結するまでにいたらずブザーが鳴る。 07'KOGの最後の最後という事でジャッジ判定外での両者のサドンテスが行われたが、最後にもホトケがロングルーティンを決めKOGの幕を閉じた。
表彰式、優勝は文句なしのホトケ、ランキングでも堂々のトップとなり新たな世代を漂わせる07KOGが終了しました。

KOGの世代交代的な流れをヒシヒシと感じつつも、エキスパートで優勝した岡村旭の表彰スピーチはとても印象に残りました。

ノービス順位 1内山 2松永 3沖光 4米山 5石田
エキスパート順位 1岡村 2北山 3森永 4池田 5渡辺
エキスパート年間ランキング 1岡村 2森永 3宮田 4道幸(繰り上げプロ昇格)
プロ順位 1内野ホトケ 2森崎 3マーティー 4内野ウッチー
プロランキング 1ホトケ 2森崎 3宇野 4新出 5三沢 6三浦
*なを2008年度のプロ資格保持者はこちらで確認可能です。
以上、新米レポーターのキャプテンでした。引退したくないよぅ....。
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☆おまけ:マーティーの引退を知って by Skip
マーティーがこのKOGを最後に大会の出場を止めると聞きました。何でもこの大会が彼にとって100戦目の大会だったそうです。もちろん、大会の出場はしなくともライダーとしてイベントなどでライディングは見せてくれるでしょうから良いのですが、何となく寂しいのは僕だけですか?
マーティーがフィンランドからアメリカの大会に顔を出すようになっていた頃、僕は彼のライディングを見て直ぐに痺れてしまいました。彼はDynoのフレームに乗ってハンドルバーはGraveyard Barをつけていました。Graveyardはディギットで取り扱っていたので余計彼が気になっていました。後から聞いたらそのバーをマーティーはお金を払って手に入れたそうです。だいたい巧いライダーは簡単にパーツをただで手に入れようとする人が多い時代でしたからマーティには感動しました。
彼はその頃、地元の映画館で働きながらライディングをしていました。
そんな頃ディギットUSAではQuamenからフラットランドフレームをリリースすることになり、チームライダーを探していたのです。Nathan PenonzekとJesse Puenteで行こうとアメリカでは決めていたようですが、僕は強力にマーティーを入れた方が良いと言いました。僕が推薦したからカメンに加入してくれたのかどうかは知りませんが、僕はとても嬉しかったです。これでカメンは世界制覇が出来ると思ったからです。
そして彼はNathanやヒロと一緒にカメンを有名なブランドにしてくれました。初来日で福岡に来てくれたときには、雨が降ってしまい、彼のためにインドアのスケートパークを用意して、そこで来てくれたみんなのために体力が続くまで乗ってくれました。マーティを見るために全国から沢山のライダーが来ていたことを彼は知っていたんです。この時のことは一生忘れません。
X-gameで優勝したり、CFBではカメンの表彰台独占なんてことも彼がいてくれたから出来たんです。
例え大会で見られなくなっても、彼が僕らをアッと言わせる凄いトリックを見せてくれることを楽しみにしています。
フィンランドには徴兵が有りますが彼はもうすんでいるのかも気になります。
僕はマーティーのライディングが大好きです。

